睡眠時無呼吸症候群

 睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が停止する病気です。
 御家族などに、ひどいイビキや睡眠中の呼吸停止を指摘されることはないでしょうか。
 またご自分で、寝苦しさや目覚めの悪さ、日中の過度の眠気、などを感じませんか。
 肥満が原因の睡眠時無呼吸症候群を放置すると、年単位で見れば脳や心臓などの病気を引き起こし、命に関わることもあると言われています。

 まずは、自宅で自分で腕に巻く小さな器械を使って、どれぐらいイビキをかいているか、何回ぐらい呼吸休止が生じているか、最大何秒ぐらい止まってしまっているかなど、簡単に調べる検査を受けることをお勧めします。

 ご希望の方には診察の翌日夜には、検査が受けられるように検査を手配しています。お急ぎの方はお電話でお知らせください。

 また当診療所では、飲酒の影響や睡眠薬の影響を明らかにするため、病態にこれらの関与が疑われる方には、飲酒した夜と飲酒しない夜、睡眠薬を服用した夜としない夜、のように2回の検査を推奨しています(検査にかかる料金は1回分と同額で行えます)。

 

 当診療所では、睡眠時無呼吸症候群を含め、睡眠の不調をどうやって解決していくべきなのか、適切な診断と治療の方針を提案できます。是非ご相談下さい。


 当診療所では、高血圧、糖尿病、肥満症のような生活習慣病の改善に、食事療法や運動療法と並ぶ重要な治療方法として睡眠療法を重視しています。
 良い睡眠が得られるようになるだけで、血圧が安定したり、血糖値が改善する、または肥満が改善するという非常に多くのメリットがあります。